自慢のお父さん
⚠️初期国民の寿命バレご注意ください
206年1日。
この年も、新年があけました。
ベルガモット時代のフェルタの副産物の魚やハーブをいくつか納品していたので、かなりブラブラしていましたが農官になりました。
隣で眠る父が今日も元気そうなので安心します。
父ランダル君もしばらく農官だったけど、やっぱり男性の農官服結構好きです。
というか横の父の騎兵の室内着姿も好きだから編上げにブーツインしてる姿が好きなのかも🤭
ベルガモットで数年間代表も務めた事だし、ラウルではこの1年のみの予定ですが、この姿いいなあ☺️
この年の成人式は、ラウルの姪でありベルガモットの初孫にあたるアントワーヌが出席します。
父とドッペルゲンガーレベルでそっくりな兄ロメオの娘。
で、その兄に似ているのは眉毛と、どうやら目元も同系統らしい。
肌と髪、口元は母譲りなのでなんだかあまり兄に似てる気はしませんが…
成人すると見事にセクシー系の大人っぽいお姉さんになりました🙊
色気が凄い!
こうしてみるとラウルがすごく童顔に見えます(笑)
兄(と父)の顔をあまりセクシー系だと思ったことがなかったのですが、今まで身近にあまりいない顔立ちだし新鮮です。
(父の性格、クールの先入観が強いのかクール系の顔立ちだと思ってました。同じ目でも何故か初代親友フルールちゃんはセクシー系だと思ってたけど)
成人式に出席した後は婚約者プリムローズちゃんとデート。
年末にプロポーズしたのもあって日数が少し空いています。
ベルガモットとランダル君の時はすぐだったから、2人から結婚式待ち遠しいって言葉を聞くと、おいおいバカップルだな~と思ってましたが🙊
不安そうなプリムローズちゃんでしたが、何だかんだでラウルが尻に敷かれそうな予感?
結婚式まであと3日です。
年末のプロポーズだったため数日開きましたが、いよいよこの2人が夫婦になるのももうすぐです。
初代夫婦の結婚の時は、国民のベルガモットに対して当時農官だったランダル君がプロポーズしてくれたんだったな、と思い返すとこのふたりの立ち姿が被っていて懐かしいような気持ちになります☺️
(今は白髪だけれど、ラウルはランダル君譲りの金髪だから尚更)
幸せな気持ちで迎えた翌日、この日は末っ子のアランの誕生日でした。
前日に浮かれててケーキも何も用意してなかった!と思ったのも束の間でした。
食事を終えた父の肩に、黒い天使が…
信じたくありませんでした。
まだ20歳になったばかりなのに、あと2日で結婚式だったのに…こんなのあまりにも早すぎる。
結婚で少しだけ浮かれ気味になっていたんですが一気にササーっと冷静になりました…
長くないって言われた以上、覚悟しなくてはいけませんが、言われてから日数が空いていた人もいたので、どこかでまだ大丈夫だって期待していました😔
成人後はプリムローズちゃんや親友と出掛けてばっかりだったから、年末から後悔しないように話し掛けたり探索に行ったりしてきていましたが、こんなの、あまりにもタイミングが…
最低限仕事始めにだけ出掛け、すぐに家に戻りました。
朝ごはんを食べたあと、ランダル君はすぐに寝室に行き横になってしまいました。
アランも駆けつけてきます。
まだ彼も成人していないのに…
ただの世間話だけど元気だそうよ、って言われるのが辛い。
家にずっといると友達が立て続けにたくさん訪ねてきて外にも誘われますが、そんな気分にもなれずすべて断りました。
そんな中アランも数回家に戻ってきていました。
起き上がってからしばらく立ち止まってたので、普通のお話が出来たみたい。
そのまましばらく一緒に居ると、やがて時間が来てしまいました。
ランダル君の周りに集まる家族たち。
このベルガモットの表情に悲しくなりました。
もうベルガモットとしてではなく子供としてですが、こんなにも早く看取ることになるなんて。
その言葉の通り、ムービーが始まる前一番最後の会話は、ベッドに横になっている状態ではなかったので、笑顔で終わる会話でした。
あっという間に彼がいなくなってしまい、呆然としていると、
このタイミングで母に話し掛けられました。
成人してからは家にいても話しかけられるのは毎回じゃない。
その上、長くないって宣言された次の日の朝、気落ちしてる時に突然一番に採取に誘ってきた時と言い、もう誰かが操作してるわけでもないですが気遣われてるかのような気持ちになります。
そのまま大人しく就寝しました。
親子2代で騎兵になってみたくて、成人の年が白夜の年だったのもあり、結果的に父の経歴を追うようにしてラウルは農官になりました。
今年選抜トーナメントにエントリーしましたが、ランダル君は今やPCがラウルになった目線から見ると、目標にすべき強いお父さんでした。
お出かけも今思えば多分1回も断られたことなかったな。
ベルガモットの時のデートほど頻繁に誘ったわけじゃなかったけれど。
一番強いわけではなかったし、1度騎士に昇格したけれどまた今年騎兵に戻っていましたが、いつのまにかRスキルを手に入れ、元PCのベルガモットよりもハヤサが伸びていました。
一番最初ベルガモットとランダル君の結婚時、ランダル君は農官だったけれど郊外の一軒家に空きがなかったのか、新居は噴水通りの部屋しか選べず。
あまり直接PCに感情移入する方ではないと思っていたのですが…
ベルガモットの帰化時に最初に貰った小さな部屋から新婚生活がスタートして、旧市街の一軒家、そしてその後念願の旧市街の邸宅を買い…
5人の子供が生まれてエルネアではなかなかの大家族になるまで、彼とはたくさんの思い出がありました。
エルネア内でも短い方の人生だったけれど…思っていた以上にランダル君に愛着があったんだな。
迎えた翌日、この日は結婚式の前日でもあります。
シズニ神殿に向かうまでにも親友や仲良しが数名、ありがたい事に結婚について言及してくれますが、浮かれる気分にもならず…
朝2刻になり、葬儀が始まりました。
喪主の位置には長男のロメオ、2列目には成人したばかりの彼の子、アントワーヌの姿も。
この年に母ベルガモットは農官をリストラされ国民になっていました。国民の(喪)服をこんな形で久しぶりに目にするなんて…
壮年になり兄は眼鏡をかけ始めましたが、やっぱりこうして見ると本当に父にそっくりでした。
ランダル君のいない食卓を見るのは寂しいと思い、食事を食べずに家を飛び出しましたが、親友のエミリオがご飯をくれました😭
優しさが身にしみる。
この日はただあてもなくブラブラして1日が終わってしまいました。
翌日はついに結婚式です。
本来ならば嬉しいはずが正直複雑と言うか、かなり冷静だったのですが…😕
PCベルガモットとしては2回、子供の結婚を見ていますが、こんな結婚に関する会話が出ることに初めて気が付きました🙊
子供側からだけなのでしょうか。
1人分の開いた席を見ると、本当に寂しくなります。
本当はランダル君にも式に出席してもらいたかったし、結婚式のお祝いの会話も見てみたかったです。
それでもいつまでも悲しい気持ちではいられません。
家族の祝福を受け…
姉や兄、そして3人目はプリムローズちゃんの実のお兄さんです。
長い緑の髪と白い肌がなんとなく中性的で透明感のある容姿。
話しかけるとお祝いの言葉が。
ベルガモット時代からの交流のベアーテちゃんはこの日が誕生日のようでした。
落ち込んでいる間もなく、慌ただしく2代目ラウルの結婚式が始まります。